投稿リポート コロナ禍収束祈願
サプライズの打ち上げ花火

コロナ禍収束祈願 サプライズの打ち上げ花火

1月8日(土)午後6時、千葉県旭市飯岡地区の海岸において、新型コロナウイルスの収束を祈願してサプライズの花火が打ち上げられた。

飯岡地区では毎年、飯岡海水浴場を中心に「旭市いいおかYOU・遊フェスティバル」が2日間にわたり開催される。夜店が並び、ステージではショーが展開され、神輿(みこし)が練り歩き、1万発の花火が打ち上げられるなど、夏を思い切り楽しむイベントだ。しかしこの2年間は、新型コロナの影響で中止となっていた。

こうした状況の中、当クラブ・メンバーを含むYOU・遊フェスティバル花火運営スタッフの有志が、長引くコロナ禍に苦しむ人たちに少しでも上向きな気持ちになり元気になってもらいたいと、「花火で旭を元気にする会」を結成した。11月19日(金)に開かれた飯岡ライオンズクラブ(佐久間和人会長/35人)の第2例会では、同会の宮内一直代表からサプライズ花火の企画について説明があり、協力を求める申し入れがあった。当クラブとしてもコロナの影響で地域経済が低迷する中、地元に元気を取り戻したいと、全面的に支援することを決定した。

当日は、幸運にも雲も風もない絶好の条件が整った。予定通り午後6時から15分間、コロナ収束を願う約150発の花火が冬空に次々と打ち上げられた。空気が澄んだ冬の空に、一つまた一つと開くくっきりと美しい花火がさえわたった。花火を見た地域の方々からも高評価を頂いた。地元企業や地区の方々などご協力いただいた全ての方に、心から感謝している。

今回は密になるのを避けるためにサプライズ企画とし、事前告知を行わなかった。打ち上げ花火の様子はYouTubeで配信しているので、派手さはないが落ち着いた風情のある花火の映像をお楽しみいただきたい。


 
2022.02更新(社会福祉委員長/石坂洋介)