投稿リポート 警察署と合同で
特殊詐欺防止啓発活動

警察署と合同で特殊詐欺防止啓発活動

2021年12月26日(日)、上尾ライオンズクラブ(61人)はイオンモール上尾店センターコートにて上尾警察署と合同で特殊詐欺犯罪防止のための啓発活動を実施した。当クラブがこうした防犯キャンペーンを行うきっかけが生まれたのは2011年のこと。上尾警察署、上尾市役所と合同でJR高崎線の上尾駅頭で利用客に地域防犯に関する呼びかけを実施した。そしてその後も、地域の防犯支援団体として支援を継続している。

今回、特殊詐欺に関する啓発活動を行うことになった背景には、21年の1月から10月までに埼玉県内で起こった「振り込め詐欺」や「還付金詐欺」の被害額が18億円を超えたことがある。上尾警察署管内だけでも1億円を超えた。このままではいけないと当クラブから上尾警察署の生活安全課に連絡し、地域防犯活動に協力したいと申し出た。また、11月第1例会(11月9日)では埼玉県上尾警察署の加藤邦明生活安全課長に、頻発する特殊詐欺犯罪について話していただき、改めて被害額の大きさと未然防止の大切さをクラブ・メンバーで共有した。

その後、上尾警察署生活安全課と協議を重ね、啓発活動の計画を具体化していった。コロナ禍でもあるため頒布品としてマスクを配り、被害注意の呼びかけ活動を実施することを決定。上尾警察署から12月26日にイオンモール上尾で広報活動を行う予定があると連絡を受け、合同で特殊詐欺犯罪防止啓発活動を実施する運びとなった。

表面に「特殊詐欺犯罪防止」、裏面に「薬物乱用防止」とデザインしたチラシを入れたマスク500セットを作成して配布。当日は年末の日曜日でもあり、家族連れの来店客が多かった。若い人たちには両親や祖父母が被害に遭わないように注意をしていただくよう呼びかけた。

2022.01更新(会長/小川卓郎)