投稿リポート 笑顔あふれる
みどり寮餅つき奉仕

笑顔あふれる みどり寮餅つき奉仕

寒さが増してきた12月4日、宇和島ライオンズクラブ(豊田恵介会長/32人)は児童養護施設みどり寮にて「第47回みどり寮餅つき奉仕」を行った。昨年は新型コロナウイルスの影響もあり、クラブでは餅米代を提供したが、メンバーの参加を自粛していた。今年はメンバーも参加出来ることとなり、久しぶりに子どもたちの笑顔と会えることを心待ちにしていた。

開催の冒頭で豊田会長は「いきいきと楽しんでください。活気ある行事として今後も続けていきたい。今日はたくさん餅をついて元気に正月を迎えてください」と目録を贈呈した。47回目とあって寮生と先生方の手際はよく、蒸した餅米を威勢よくつき、あんこやサツマイモを包む動作も流れるようで大変感心した。上級生が下級生を励まし、先生方が子どもたちを支えながら、全員一体となって餅をつく姿を微笑ましく思った。同時に、みどり寮の日常の充実ぶりを感じさせる一幕でもあった。

こうして出来た餅は大変おいしく、子どものころに家で食べた、つきたての餅の味を懐かしく思い出した。早朝から汗を流したメンバーの努力のかいもあり、大盛況で終えることが出来たことをうれしく思っている。

近年、ウイルスの付着問題などを理由に、餅つき行事が減少傾向にあるが、やはり餅つきは日本の文化であり伝統でもある。我々はこの奉仕活動を通じてこれからも日本の古き良き伝統文化を長く伝えていくべきだと考えている。来年以降も子どもたちの笑顔のためにクラブ一丸となって努力していく。

2021.12更新(青少年・LCIF・ライオンズクエスト委員長/長井雅開)