投稿リポート 早めのヘッドライト点灯を
おもいやりライト運動

早めのヘッドライト点灯を おもいやりライト運動

福井葵ライオンズクラブ(丹尾実紀也会長/120人)は11月10日の「いい点灯の日」に合わせて、福井南警察署と共に「おもいやりライト運動」を実施した。夕方の16〜18時に福井市花堂(はなんどう)南にあるショッピングシティ・ベル前で、道路を走行する車のドライバーに早めのヘッドライト点灯を呼びかけた。

交通事故の発生が最も多いのは、夕方の薄暗くなる時間帯だと言われる。おもいやりライト運動は、ドライバーに対して自分が見るためだけでなく、歩行者や他の車から見えやすいように早めのライト点灯を促し、交通事故を削減しようという運動だ。これは日産自動車株式会社が長年取り組んでいる交通安全啓発活動、ハローセーフティキャンペーンの一環として2010年に始まったもので、毎月10日を「点灯の日」、11月10日を「いい点灯の日」として、全国各地に運動が広がっている。

福井市ではこのところ交通事故が増えていることもあり、福井葵ライオンズクラブとして初めてこの運動に取り組むことにした。この日は、クラブ・メンバー14人が福井南警察署の署員と共に歩道に立ち、ドライバーに見えるように「ライトON」「おもいやりライト」などと書いた呼びかけパネルを掲げ、ヘッドライト点灯を呼びかけた。裏に「ありがとう」と書いたパネルもあり、ライトを点灯してくれたドライバーに見せて感謝を伝えた。

今回の事業が少しでも交通事故防止につながることを期待し、今後も継続していきたい。

2021.11更新(交通安全・環境保全委員長/春貴政享)