ニュースコロナ禍の影響を受ける
学生向けフードパントリー

コロナ禍の影響を受ける学生向けフードパントリー

332-C地区(宮城県/加藤俊治地区ガバナー)は、10月10日のライオンズ奉仕デーの活動の一環として、地区内3カ所でコロナ禍の影響を受けている宮城県内の学生向けに食料支援を行った。

仙台会場(サンモール一番町)、石巻会場(石巻専修大学)、仙南会場(ホテル原田inさくら)の3会場で、大学生・専門学校生・留学生など333人に食料を配布。このうち仙台地区では147人に「米3kg+パスタ+野菜1kg」のセットを配った。

当地区内には、県南・県北地域に大学が点在し、多くの学生が勉学に励んでいる。中でも中心となる仙台市は「学都仙台」と言われるほど、大学や専門学校が集中している。そこで地区内から、ライオンズ奉仕デーに向けて、困窮している学生に何か出来ないかという声が上がった。

早速、コロナ禍をきっかけに立ち上がった学生支援団体「はぐね」、学生支援やコミュニティーづくりを行う「一般社団法人ワカツク」、そして留学生を含む困窮者支援を行う「フードバンク仙台」などの方々を交えて、学生の現状をリサーチ。その結果、アルバイト収入が減少して困窮する留学生や、心のつながりが薄くなって孤独を感じている大学生の状況などを把握することが出来た。また、希望する食品の種類や要望など、大学生への事前アンケートも実施した。

それらの声を受けて、加藤地区ガバナーの呼びかけで、地区内全クラブや県内各企業から、玄米や精米、パスタ、ジャガイモ、タマネギ、ニンジン、レタスなどの野菜、カップラーメンやレトルト食品、お菓子などの食料品を調達した。前日の仕分けや確認、当日の配布作業には、宮城学院女子大学さくらレオクラブ、東北学院大学つばさレオクラブの他、「はぐね」や「東北福祉大学レグルスクラブ」などの学生ボランティアが多数参加。ライオンズとレオ、大学生が一体となって奉仕活動を展開した。

作業や配布時にソーシャル・ディスタンスを保つため、仕分け会場は広い会場を確保し、配布会場は屋外とした。更に、配布時に密にならないよう事前登録制を採用。時間を区切って取りに来てもらうパントリー方式とした。事前登録をした人は全体で434人だったが、一部に時間指定のEメールが届かなかったり、取りに来ない人がいたりして、当日配布人数は333人になった。受け取りに来なかった人の分の食料品は、フードバンクに寄贈した。地区では今回の結果をよく検証し、12月に第2回を開催することにしている。

今回の食料支援事業では、ライオンズクラブの活動についてチラシやパンフレットを配布し、若者たちに奉仕活動へ関心を寄せてもらう機会にもなったと思う。この活動が、これからの若者の未来に役立つことを願っている。

2021.10更新(ライオンみやぎ<地区誌>委員会委員長/齋藤裕子)