投稿リポート
人々を笑顔に!
コロナ禍の食料支援
茨城県・石岡ライオンズクラブ
#食料支援
2020年の年明け以降、全世界を恐怖と経済危機に陥れた新型コロナウイルスの感染拡大。1年以上にわたるコロナ禍の中で、日本国内でも仕事を失って新たな就職先が見つからなかったり、収入が減って家賃が払えなくなったりと、生活に困窮する人が増えた。私たち石岡ライオンズクラブ(29人)の地元、石岡市にもその影響は及んでいる。
当クラブでは2020-21年度事業計画を立案する段階から、社会福祉の事業予算を多く取り、コロナ禍において私たちがすべきことを検討した。そして、人道的奉仕に使用出来るLCIF地区およびクラブシェアリング交付金を活用し、ここ数年来継続事業としている石岡市社会福祉協議会を通じての食料寄付を本年度は特に厚くして、4月から6月にかけて計3回、約2000食を届ける計画を立てた。
プロジェクトの名前は「Make Them Smile」。人々を笑顔にしよう!と銘打ち、2020-21年度のメイン事業として、メンバー一丸となって取り組んだ。
市社会福祉協議会と連携し、生活困窮者の方々が必要とする食品の種類や配布時期を打ち合わせた上で、以下の通り合計2220食分の支援を行った。
4月:カップ麺280食、レトルト食品240食、缶詰120食
5月:カップ麺360食、レトルト食品400食
6月:カップ麺100食、レトルト食品600食、缶詰120食
本来であれば、我々の食料支援がお役に立てたことを人々の笑顔を見て確認し、更なる奉仕の糧としたいところだが、コロナ禍で人との接触を避けなければいけない状況にあり、またプライバシーへの配慮が必要であることから、今回のプロジェクトにおいても社会福祉協議会を介しての間接的支援となった。しかしながら、支援を受けた方々は300人以上となり、協議会から感謝の言葉をいただいた。
今後も人々の笑顔のため、この活動を続けていきたい。
2021.07更新(2020-21年度会長/津久田隆)