ニュース第103回国際大会
6月26日ハイライト

第103回国際大会 6月26日ハイライト

26日は8時(日本時間22時)から、国際役員選挙の演説が行われるビジネス・セッション、11時(同27日1時)からは国際大会の参加者が最も楽しみにしている行事の一つ、インターナショナル・パレードが開かれた。また前日に引き続き、セミナー会場や展示ホールでは世界中のライオンズがバーチャルで学び、交流した。

●ビジネス・セッション
ジュンヨル・チョイ国際会長の進行で行われたセッションでは、今大会の公式議事規則を承認した後、前日の指名委員会の報告と国際役員選挙の候補者の演説、国際会則及び付則改正案に関する情報が提供された。このセッションでは、国際第3副会長候補者には支持者による紹介を含む演説に8分間、デモンストレーションに最高10分間が、国際理事候補者には支持者による紹介を含む演説に2分間が与えられる。

2021-22年度国際第3副会長の候補者2人はいずれもブラジルの元国際理事。ファブリシオ・オリヴェイラ候補者とロサニ・T・ヤンケ候補者が演説とデモンストレーションの映像で、支持を呼びかけた。

2021~23年国際理事のOSEAL地域の定数は4人で、日本から2人、台湾と韓国から1人ずつが立候補している。日本からは藏大介候補者(334複合地区/石川県・金沢伏見ライオンズクラブ)と永田賢司候補者(335複合地区/京都洛陽ライオンズクラブ)が、ビデオ映像で国際理事就任に向けた抱負を語った。

セッションの最後には、次年度国際会長に就任予定のダグラス・X・アレキサンダー国際第1副会長(アメリカ・ニューヨーク州ブルックリン)がライオンズに対する深い愛情と、その最高指導者に就任するに当たっての固い決意を述べた。アレキサンダー副会長は2020年1月に国際理事の任命を受け、19年12月に逝去したヘインズ・タウンゼント19-20年度国際第1副会長の後任に就任。コロナ禍の影響で2020年国際大会が中止されたため、国際会長就任が今大会まで1年先延ばしになった。

国際会長就任に向けて演説を行うアレキサンダー国際第1副会長

通常の国際大会では、ビジネス・セッションの会場を訪れる日本のメンバーは数少ない。手続きに則り粛々と進行するビジネス・セッションは、日本語の同時通訳があっても、詳しい内容を把握するのは難しいものだ。その点、バーチャルでは昨日の指名委員会から続く一連のプロセスがよく分かり、理解しやすかったのではないだろうか。

●インターナショナル・パレード
バーチャル国際大会のパレードは、約100カ国が「思いやり多様性で結束する」のテーマで制作し応募した代表団のパレード映像を集めて仮想空間で行われた。その模様は、今大会のためにアメリカ・イリノイ州オークブルックにある国際本部内に設けられた放送スタジオから、2人のホストによって伝えられた。

本部スタジオでは、イリノイ州オークブルック警察隊による儀仗隊の号令と、ブラスバンドの演奏でパレードが始まった。国際役員のパレードに続き、各国代表団のパレードはジュンヨル・チョイ国際会長の出身国、韓国が先頭を切った。日本は国際理事候補者を擁する334、335複合地区に続き、330、331、332、333、336、337の順で登場した。334複合は金沢城を背景にして堂々とした行進、335複合は「きつねの嫁入り」をテーマにした情緒ある映像で、その他の複合地区も桜や城など日本を象徴するモチーフや地元を代表する風景を盛り込んだ映像でパレードに華を添えた。

_______334複合地区のパレード
_______335複合地区のパレード

各国のパレードは色鮮やかな民族衣装と踊りがあれば、室内でのマスク姿の静かな行進、過去のパレードなどの写真を編集したものもあり、コロナ禍で多くの制約がある中で工夫を凝らして撮影したことが映像から伝わってくる。チャットルームにはパレードを視聴した世界中のメンバーから、たくさんの応援と感謝のメッセージが寄せられている。

_______本部スタジオで演奏するフォースター・ブラスバンド
_______マレーシアは多民族国家を象徴するさまざまな民族衣装で登場
_______コロナ禍の深刻な状況を表現したインド(322複合地区)
_______ブルガリアは凝った映像で伝統舞踊を披露
_______ガーナは国立劇場前を行進
_______アメリカ・ウィスコンシン州はライオンズが運営するキャンプ場でパレード

代表団パレードは、テーマの表現、振り付け、音楽、衣装、芸術性と、各国の文化に関連した場所の六つの基準で審査されて、第1位から第3位までの入賞が決まる。その他に、一般参加者のオンライン人気投票による「ピープルズ・チョイス・アワード」もあり、大会登録者はバーチャル国際大会内でパレード視聴時に表示される「アンケート」で投票出来る。投票の最終候補の中には、日本の333複合地区と335複合地区が含まれている。パレード・コンテストの結果は、大会最終日に発表される。

●各種セミナー
26日のセミナーは、「バーチャル研修のヒント」、「ライオンズとソーシャルメディア」、「優れたゾーン・チェパーソンになるためのリソース」、「ライオンズ・アイバンクが届ける視力の贈り物」の四つで、地区やクラブの運営や活動に直結する有益なテーマで行われた。「ライオンズ・アイバンクが届ける視力の贈り物」では、ライオンズによるアイバンク推進活動とアメリカ国内の活動例を紹介。フロリダ・ライオンズ・アイバンクからは、その精力的な活動ぶりと、フロリダ州内では運転免許保持者の85%に相当する人がドナー登録を済ませているという成果が報告された。

通常の大会ではセミナーのほとんどは英語のみで、日本語で提供されるのは日本のメンバー向けに用意されたものに限られる。海外のライオンズが取り組む奉仕事業や、クラブ運営に関する多様なテーマのセミナーが日本語訳付きで受講出来る今大会はとても貴重な機会だ。

●奉仕事業の紹介
世界中のライオンズが取り組んでいるさまざまな奉仕活動を、クラブが投稿した動画で紹介するコーナー。ビデオは12本あってそれぞれ5~10点の動画で構成され、日本語を含む公式言語の自動翻訳字幕付きで、各国のライオンズの活動ぶりを見ることが出来る。

日本のクラブでは、「奉仕事業の紹介03」のビデオに、千葉県・南房総ライオンズクラブが投稿した333-C地区1リジョン1ゾーンの「平砂浦海岸第5回マツ苗植樹大会」と、北海道・沼田ライオンズクラブの献血事業の動画が紹介されているので、ぜひご覧いただきたい。

2021.06更新(取材/河村智子)

▼LCICon2021インターナショナル・パレード(国際協会Youtubeチャンネルから/英語版)
*日本のパレードは26分過ぎから

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▼LCICon2021 2日目ハイライト(国際協会Youtubeチャンネルから)