投稿リポート 児童養護施設4カ所へ
消毒用アルコール寄贈

児童養護施設4カ所へ消毒用アルコール寄贈

昨年度から続くコロナ禍により、札幌中央ライオンズクラブ(三浦正之会長/21人)が予定していた奉仕活動の多くは中止を余儀なくされた。また札幌市内の飲食店等に対する営業時間短縮要請を受けて例会も制限され、クラブとしては半ば活動休止状態となっていた。

そんな中、クラブ・メンバーから「奉仕活動をしたい」という、渇望にも似た声が上がってきた。理事会で検討した結果、市内の児童養護施設に消毒用のアルコールを提供してはどうかという案が具体化。市内飲食店への時短要請が解除されたタイミングに合わせ、3月30日にこれを実施した。

今回、以下の四つの児童養護施設に、手指消毒用アルコール1L入りを10本ずつ提供した。
 ・社会福祉法人 羊ヶ丘養護園
 ・社会福祉法人 札幌育児園
 ・社会福祉法人 扶桑苑 柏葉荘
 ・社会福祉法人 常徳会 興正学園

消毒液は各施設を訪問して渡し、その時に次のような感謝の言葉を頂いた。
「感染者を出さないための対策として、園児には起床直後に始まり、学校から帰宅した際など、毎日の頻繁な手指消毒を徹底して指導しているので、消毒用アルコールの提供はとてもありがたい」
「昨年はコロナ禍のために、園児たちが楽しみにしていた行事をほとんど実施出来なかった。今年は感染者を出さないための対策を徹底した上で、必ず行いたい」
「コロナ禍の中、園児たちがなかなか自由に遊ぶことが出来ず、心配している。また手指消毒の徹底による園児たちの手荒れにも気を配っており、今回提供していただいた手が荒れないタイプの消毒液はとてもありがたい」

次の時代を担う子どもたちが心身共に健康に育っていくことを願う。コロナが収束した後も、その時々に応じた形で支援を続けていきたいという三浦会長の考えにクラブ全体で応え、今後も活発に奉仕活動を推進していきたい。

2021.04更新(マーケティング・コミュニケーション委員長/藤田洋一)