投稿リポート レオ335-A地区主催
三宮周辺清掃活動を通じて

レオ335-A地区主催 三宮周辺清掃活動を通じて

神戸セントラル レオクラブ(鎌田航輝会長/10人)は、今年度結成50周年を迎える。スポンサーである神戸センチュリー ライオンズクラブ、神戸みなとライオンズクラブの支援を得て活動をしてきたが、今年度に入って新たに神戸甲南ライオンズクラブもスポンサー・クラブに加わった。当レオクラブの更なる活躍に期待して頂きたい。

神戸セントラル レオクラブが所属するレオ335-A地区(兵庫県東部)は、尼崎、神戸セントラル、西宮の三つのレオクラブで構成されている。主な活動は、三宮センター街でチャリティー・バザーを開催し、その収益金で県内にある児童養護施設の児童を1泊2日のキャンプに招待することだ。ただ残念ながら現在は新型コロナウイルス感染症の影響を鑑み、児童との直接的な関わりを持たないようにしている。

そこで今回紹介するのは、2月11日(建国記念の日)にレオ335-A地区が神戸市最大の繁華街である三宮を中心に行った清掃活動だ。参加者はライオンズクラブ・メンバー、レオクラブ・メンバー、新会員候補を合わせた25人。屋外での活動とはいえ、新型コロナウイルス感染予防には十分留意しながらの活動となる。参加者は四つの班に分かれ、それぞれの場所で清掃活動を実施した。活動を通じてメンバー同士の交流を図ることも活動目的の一つであったため、多くの人が参加した点は非常に良かったと思う。

清掃活動を通じて感じたことが二つある。まず一つ目は、隠すように捨てられているゴミが大半だということ。ゴミの量以上に、場所を選んでポイ捨てが行われているという事実に衝撃を受けた。堂々とゴミを捨てる人もどうかとは思うが、だからと言って隠せばいいというわけではない。捨てた本人にも「ポイ捨てはいけない」という自覚があるのだろう。ゴミを隠して捨てられる場所を無くしていくことも、ポイ捨て抑止の対策になると思った。

二つ目は、ゴミの中で特にタバコの吸い殻が多いことだ。路上喫煙は、区域によっては罰則の対象となる。三宮周辺も、喫煙所以外での喫煙は禁止されている。が、禁止区域内であるにもかかわらず、多くの吸い殻が捨てられていた。

今回清掃活動を実施した三宮は、神戸セントラル レオクラブとしても活動することが多い地域だ。また周辺の大学に通っていたり、生活圏としたりしているメンバーも在籍しており、自分たちの町の清掃活動に参加出来て、非常に良かったと感じている。今後も清掃活動を続け、ゴミや吸い殻が落ちていない、ポイ捨てをしにくい奇麗な町にしていく必要があると感じた。

2021.02更新(レオ335-A地区協議会幹事/稲村和俊)