投稿リポート コロナ収束を祈願し
花の"みきゃんアマビエ"

コロナ収束を祈願し花の”みきゃんアマビエ”

松山センチュリー ライオンズクラブ(山本幸子会長/40人)は新型コロナウイルス感染症の収束を願い、疫病退散にご利益があるとされる妖怪「アマビエ」と愛媛県のイメージアップ・キャラクター「みきゃん」とをコラボさせた「みきゃんアマビエ」のフラワーアートを制作し県に寄贈した。

コロナの影響は、東京オリンピック・パラリンピックの延期や各地でのイベントの中止など世界規模で広がっている。当クラブも今年度はクラブ結成5周年記念式典を開催する予定だったが、中止を余儀なくされた。そこでこの式典のスローガンとして掲げていた「コロナに負けるな! ウィ・サーブ」の理念に沿った奉仕事業として、売り上げ減少など大きな打撃を受けている県内の花農家を応援するために、バラや県開発のデルフィニウム「さくらひめ」など色とりどりの生花約2500本を使用して、みきゃんアマビエを制作。また県の新型コロナウイルス感染症対策応援基金に50万円の寄付を行った。

2月1日には愛媛県庁玄関前にて除幕式と贈呈式を開催。中村時広県知事からは「県内での新規感染者は減少傾向ではあるが、まだまだ予断を許さない状況です。寄付金は医療現場に届け、責任をもって活用させて頂きます」と、感謝の言葉を頂いた。またフラワーアートについても「花にはこれだけの色の違いがあるんだね。縁起物だ」と感想を述べられ、みきゃんアマビエに向かって新型コロナウイルスの1日も早い収束を祈願された。当クラブの山本会長は「厳しい状況にある草花生産者らを支援しようと企画しました。県民の皆様も感染防止の徹底を心掛けてほしい」と述べた。式の様子は愛媛新聞やテレビ愛媛などで報道された。

みきゃんアマビエのフラワーアートは愛媛県庁第1別館の正面玄関前にて、約2週間展示される。
 
2021.02更新(ライオン・テーマー/小島有留実)