投稿リポート
東海南中学校合同
新川河口クリーン作戦
茨城県・東海ライオンズクラブ
#環境保全
#青少年支援
東海ライオンズクラブ(笹嶋士郎会長/44人)は11月21日(土)早朝、東海村の村内を流れる新川(しんかわ)の河口付近で「新川河口クリーン作戦」を実施した。村立東海南中学校(萩谷智徳校長)と合同で行う環境保全美化活動だ。
今年で8回目となるこの活動には当クラブ・メンバー17人、東海南中学校からは文化・体育部活動を行っている1、2年生322人と、萩谷校長を始めとした教職員の方々、更に山田修東海村村長、川﨑松男東海村教育委員会教育長、東海村選出茨城県議会の下路健次郎議員も応援に駆け付け、快晴の空の下で7時30分から約1時間、広大な砂浜でゴミ袋を片手に、ペットボトル、空き缶、木片、発泡スチロールなどの可燃物、不燃物を拾い集めた。作業場所が河口付近であることから海からの漂着ゴミが多かったが、中には洗面器やプロパンガス容器などもあり、最終的には軽トラック約5台分もの大量のゴミを収集した。
クリーン作戦に参加した生徒たちは、
「思った以上にさまざまなゴミがあり、その量の多さにも驚いた。いつまでも奇麗な川であってほしいのでゴミを捨てないでほしい」
「新川にたくさんサケが戻ってきてほしい」
などと話していた。
この奉仕活動は東海ライオンズクラブが掲げる「地域と取り組む環境保全美化活動」の一環で、新川をサケの遡上(そじょう)に適した環境にすることを目的に毎年1回実施。川の再生を通じて生徒たちにふるさとへの愛着を持ってもらえるようにと、東海南中学校にも参加を呼び掛けている。
当クラブはこの環境保全美化活動と並行して、地元小学生による新川でのサケ稚魚放流事業も毎年3月頃に行っており、近年はサケの遡上が確認されている。このように次代を担う子どもたちに命の尊さを実感してもらえるよう、今後も継続して活動していきたい。
2020.12更新(幹事/矢澤和之)