投稿リポート SDGsに取り組む
レオクラブ結成

SDGsに取り組むレオクラブ結成

長野グリーンシティ ライオンズクラブ(佐藤明宏会長/85人)は青少年育成の奉仕活動として、長野東部中学校レオクラブ(倉嶋颯太会長)を結成した。10月22日に長野市立東部中学校で開催した結成式は、結成メンバーとなった生徒11人と佐藤会長らライオンズ・メンバー数人が集合、その他のライオンズ・メンバーはオンライン参加とするハイブリッド形式で行われた。今年5月結成の長野Palette(パレット)レオクラブに続き、当クラブは二つのレオクラブのスポンサーとなった。

2017年からライオンズクエスト・プログラムを導入をしている東部中学校では、生徒が国連が掲げるSDGs(持続可能な開発目標)の実践に取り組むに当たり「East Company(イースト カンパニー)」を設立。さまざまな環境活動に取り組みながら、East Companyで地域の役に立つ活動を行いSDGsの達成に貢献したいとしている。そこでライオンズクラブに地域とのつながりという点でバックアップしてもらいたいというニーズがあり、レオクラブ結成に至った。レオ・メンバーたちは既に毎週水曜日の放課後に希望者を募り、公園の草取りやデイサービスセンター訪問といったボランティア活動を進めており、結成式では今後更なる活動に向けてスタートを切る形になった。

式典では長野東部中学校レオクラブの初代会長となった倉嶋君が、
「誰一人取り残されない社会づくりのために、一人ひとりが自分たちの持つ想像力や個性を発揮し、地域社会とつながり、やりがいを持ちながら人間的にも成長することが出来る団体を目指します」
と宣言した。更に海外援助にも興味があり活動の幅を広げていきたいと、抱負を語った。またマレーシアのクアラルンプール・シティ・センター レオクラブのキンバリーさんがオンラインで、レオの先輩として英語で次のような激励メッセージを発信してくれた。
「レオの活動は大変なこともありますが、それ以上にたくさんのすばらしい体験が出来ます。皆さんも楽しめたらうれしいです」
彼女は以前YCE(ユースキャンプ及び交換)生として来日し、当クラブがホストとなって受け入れた縁がある。

逆境にあるからこそ生まれるアイデアもある。コロナ禍の中にあってもレオクラブを結成することが出来、当クラブとしても大きな一歩となった。
 
2020.11更新(青少年健全育成委員/仁科丈彦)