投稿リポート 感染症予防対策
検査ボックスを寄贈

感染症予防対策 検査ボックスを寄贈

8月5日、橿原ライオンズクラブ(吉田義正会長/61人)の理事会において、当クラブ・メンバーで橿原地区医師会会長代行でもある八嶌功さんから、新型コロナウイルス感染症がまん延する中、医療現場では発熱患者とそうでない患者の対応をどのようにしていくのかなど、危険と隣り合わせで大変苦労して診療をしているという話があった。また八嶌さんは、これからインフルエンザが流行する季節を迎えてその負担と心労が更に大きくなることを危惧し、感染症予防対策検査ボックス1台の寄贈を提案。クラブ理事会及び定例会での協議の結果、検査用ボックス2台を寄贈する決議が採択された。

9月18日、橿原地区休日夜間応急診療所にて、検査用ボックスの贈呈式を行った。橿原市の亀田忠彦市長と藤井寛健康部部長、橿原地区医師会から橋本浩会長と八嶌会長代行、そして当クラブの吉田会長と中村善之幹事らが出席した。検査ボックスは橿原市と橿原地区医師会へ1台ずつ寄贈。医師会への寄贈分は市に無償で貸し出され、計2台が橿原市休日夜間診療所で使用される。

橿原市の説明によると、この検査ボックスはPCR検査用ではなくインフルエンザなどの検査で飛沫(ひまつ)から医師らを守るためのものであり、防護服やフェイスシールド、マスク等の着脱が軽減され検査のスピードアップにつながる効果が見込まれるという。検査用ボックスの寄贈を通じて医療従事者や市民の皆様の安心安全に寄与することが出来、大変うれしく思っている。

なお、この様子は奈良放送の「ゆうどき」で取り上げられた。

2020.10更新(EAQ<環境・アラート・ライオンズクエスト>委員長/村井多喜雄)