投稿リポート 医療従事者の献身に感謝

医療従事者の献身に感謝

姫路大手前ライオンズクラブ(西川雅敏会長/66人)は、医療用防護服200枚、医療用マスク600枚、不織布マスク800枚を、第2種感染症指定医療機関として地域における感染症治療の中核を担っている姫路赤十字病院に贈呈した。寄贈先の選定に当たっては、当クラブ・メンバーの北野実が同病院に話をつないでくれた。6月3日(水)13時30分、病院の会議室で西川会長から佐藤四三病院長に目録を贈呈した。

会議室での贈呈式の中では西川会長が、
「新型コロナウイルス感染拡大という状況下の最前線で、自らの危険を顧みず感染者の看護に当たってくださっている医師や看護師を始め医療従事者の皆様の献身的努力に、敬意と感謝の意を表します」
と発言。これに対し佐藤病院長は、
「ようやく小康状態に入りましたが、まだまだ予断を許さない状況です。医療従事者として市民のコロナ感染による死亡や重症化を防止し、医療の最後の砦(とりで)としてがんばってまいりました。それは多くの皆様の励ましや支援のおかげで成し得たことであり、今後も第2波、第3波の対応に万全を尽くしてまいります。この度の支援に対して病院を代表してお礼申し上げますと共に、頂いた医療用品は有効に活用させて頂きます」
とお礼の言葉を述べられた。この活動は6月4日読売新聞の地域欄で紹介された。

佐藤病院長から頂いた名刺には、「人間を救うのは、人間だ」と書かれている。赤十字精神に基づく全ての人への奉仕。それを実践されている医療従事者の皆様の姿に感動を覚えた。

2020.06更新(社会奉仕委員長/福留章)