投稿リポート
クラブ結成45周年記念で
図書館に本を寄贈
北海道・石狩ライオンズクラブ
#青少年支援
石狩ライオンズクラブ(齋藤剛和会長/33人)は5月27日、石狩市教育委員会に図書の寄贈をした。石狩市役所で齋藤会長から佐々木隆哉教育長、西田正人図書館長に27タイトル78冊の目録をお渡ししたところ、大変喜んで頂いた。未来を担う子どもたちに、読書から得られる計り知れない豊かさと、その楽しさを実感してもらえることを願っている。
新型コロナウイルスまん延防止のため4月15日から閉館していた図書館は、寄贈の翌日の28日に1カ月半ぶりの再開を迎えた。こうしたタイミングで子どもたちの学びの場の一層の充実に、ささやかではあるが一役買えたことは私たちの喜びでもある。当クラブは今年結成45周年を迎え、本来ならば多くの方に参加頂いてプレミアホテル中島公園札幌で記念式典を実施し、その中で寄贈をする予定だったが、この未曽有の状況下で式典は中止とせざるを得なかった。通常例会も休みとなり、毎年の継続事業にも大きな影響が出ている。姉妹提携を結んでから34年続いていた韓国の青都(チョンド)ライオンズクラブとの交流も、行事などは実施出来ないため、方法を模索しなければならない。
記念式典を予定していた6月5日は、場所をクラブ事務局に移し、感染防止を徹底して当クラブ・メンバーだけの通常例会を開催する。そんな中、入会予定者3人がオブザーバーとして出席してくれることになった。こうした明るいニュースは大変喜ばしく励みになる。
毎年9月末~10月上旬に行っている当クラブ自慢の奉仕活動、北海道道273号花畔札幌線の「街路樹剪(せん)定及びゴミ・雑草撤去」は、今年は6月下旬~7月上旬に早めて実施することを計画している。
新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、世界各国で企業活動が制約を受けており、世界経済に甚大な影響が出ることは確実だ。だからこそ「職種の異なる実業家たちの集まり」から「社会奉仕団体ライオンズクラブ」を誕生させた創設者メルビン・ジョーンズの精神を思い返し、今こそそれを発揮すべき時と考える。一日も早い収束を祈りながら心を一つに、より多くの知恵を出し合い、46年目への新たな一歩を力強く踏み出そうと思っている。
2020.06更新(MC委員長/毛利照美)