トピックス コロナ渦中のウェブ結成式
新レオクラブが誕生

コロナ渦中のウェブ結成式 新レオクラブが誕生

5月24日、334-E地区(長野県/仁科良三地区ガバナー)内で6番目のレオクラブとなる長野Palette(パレット)レオクラブ(三原大空会長/10人 )の結成式が、89人が参加するウェブ会議方式で挙行された。

334-E地区では仁科地区ガバナーの基本方針の一つ「レオクラブのエクステンション」の下、今年度新設したレオクラブ委員会がレオクラブの結成をサポート。スポンサー・クラブの長野グリーンシティ ライオンズクラブ(相野徹会長/83人)では仁科丈彦青少年育成委員長が中心となって、着々と準備を進めてきた。レオクラブ入会に賛同したのは、YCE(ユースキャンプ及び交換)参加経験を持つ大学生・社会人と、日大学園レオクラブ元会員の大学生、合わせて10人。長野県内各地の出身で、現在は県外に在住する人もいる。設立に向けて何度もウェブ会議を実施し、新たな地域型オメガ・レオクラブとして発足することになった。

コロナ禍の中、結成式は参集を避けてウェブ会議方式を採用。各レオは東京、神奈川、千葉、宮城、愛知、長野県内の各地からオンラインで出席した。ウェブ結成式ではまず、レオクラブの三原会長からメンバー10人の紹介があり、次にクラブ名に込めた思いが語られた。
「住む場所も経歴も違うメンバーたち。それぞれの色(=個性)が集まる様を『カラフルなパレット』に例えました。さまざまな経験や思い、考えが集まるからこそ『何でも描いていける』可能性への希望を実行する決意を表し、paletteという単語に、新しさや明るいイメージと思いを込めました」

また、結成記念アクティビティとして実施した「善光寺大本願乳児院へカラフルな子ども用マスク寄贈」が報告された。この支援に対して寄贈先からは「普段はマスクを嫌がって外してしまう子も帰るまで着けています」との感謝の手紙が寄せられている。

ウェブカメラ越しにレオたちへ語り掛ける仁科地区ガバナー

仁科地区ガバナーはレオに対して、次のような祝福の言葉を贈った。
「これからの時代は、豊富な知識に裏打ちされた知恵が求められる。フィロソフィー(哲学)を持って真剣に物事に向かっている人には潜在意識と経験が蓄積され、それが自分のブランドになります。皆さん新しい自分ブランドを構築していってください。そして地域の発展に寄与してください」

地区レオクラブ委員会は、活動自粛で打ち合わせも満足に出来ないまま、前例のないウェブ結成式の準備を進めた。利用したのはオンライン会議システムZoom。メイン・スピーカーの地区ガバナーとスポンサー・クラブ会長の映像はウェブカメラで撮影し、別室から会を進行した司会役を含めて、最小限のオペレーション・スタッフ4人で運営した。困難な状況下で、無事に新たなオメガ・レオクラブの結成式を終えることが出来た。関係者の皆さんの多大なるご理解とご協力、そしてご支援に厚く感謝申し上げたい。

2020.05更新(334-E地区レオクラブ委員長/松本祐)