投稿リポート 摂津市に5000枚の
サージカルマスクを寄付

摂津市に5000枚の サージカルマスクを寄付

摂津ライオンズクラブ(栗山大会長/51人)は新型コロナウイルスの影響で、例会や奉仕事業などで思うような活動が行えない状況が続いていた。5月末に企画していた摂津市の低学年児童を対象としたサッカー大会「ライオンズ杯」も、新型コロナウイルス感染拡大防止のために中止となり、悔しい思いが募る日々だった。

そんな中でもクラブで何か出来る奉仕活動はないかと模索していたところ、クラブ・メンバーからマスクの大量確保が可能だという情報が入った。市場にマスクが少しずつ供給され始めたタイミングであったものの、小中学校の再開や学童保育の現状を見据えると、現場ではまだまだ必要だろうと考えた。会長以下の素早い決断で、すぐさま5000枚のサージカルマスクを確保。提供先を協議した結果、摂津市に寄贈し、そこから必要なところへ配分して頂くのがよい、ということになった。即座に森山一正摂津市長に支援を申し出たところ、大変喜んでくださった。そして去る5月14日、摂津市長を表敬訪問し目録を贈呈した。早速、森山市長が当クラブからのマスク寄付と贈呈時の写真をブログに掲載してくださり、市民の皆様にも認知されることとなった。

本来ならば5月はサッカー大会・ライオンズ杯を開催し、摂津市の子育て世帯にライオンズクラブの活動をアピールする予定だった。しかしこの度マスクを寄付したことで、ウイルスとの戦いの中でもライオンズクラブが活動していることを知って頂く機会になったのではないだろうか。クラブ・メンバー同士も会えない日々が続く中で、一刻も早い収束への願いを込めた活動となった。
 
2020.05更新(MC委員長/小川智之)