投稿リポート 献血ルームの飛沫感染防止
対策に協力

松戸献血ルームの飛沫感染防止対策に協力

松戸ユーカリ ライオンズクラブ(丸山榮一会長/36人)は、毎月第1火曜日に松戸献血ルームで献血の呼び掛けを行っているのを始め、年間約30回の献血推進活動を実施している。今年に入り、新型コロナウイルス感染拡大の影響で輸血用血液が不足している事態を受け、3月には献血ルームに加えて、イベント中止で行き場がなくなった献血バスを受け入れ、流通経済大学新松戸キャンパスと流山免許センターで献血を行った。しかし、4月に入って緊急事態宣言が出されると、献血ルーム近くの路上での呼び掛けも自粛せざるを得なくなった。

そうした中、松戸献血ルームから、飛沫感染防止用のビニールが入手出来ずに困っているとの連絡が入った。献血ルームでは感染防止のため、来場者に消毒を徹底してもらうなどの対策を講じているが、来訪者と対面するスタッフの皆さんは不安を感じながら日々の業務に当たっている。そのため、受付にビニールを設置することにしたものの、ビニールシートが品薄で手に入らないとのことだった。

連絡を受けて、飛沫防止用であれば、私が農園で使っている温室の被覆資材が使えると考えた。早速、取り付け希望箇所の寸法と写真を送ってもらい、必要な材料をホームセンターで購入。26日、丸山会長と献血委員会の須藤邦夫委員長と共に献血ルームを訪れ、取り付け作業を行った。

ビニールを設置したのは、受付カウンター5m、問診室2m、事前検査カウンター3.6mの計10.6m。受付カウンターはテープで直接貼り付けることが出来たが、問診室と検査カウンターは天井にカーテンレールを取り付けて針金でシートを吊り下げた。作業は献血者の方の採血が終了した後、18時半に開始して、試行錯誤の末、22時前に完了することが出来た。

スタッフの方々に安全に業務に当たって頂くと共に、緊急事態の中で献血に協力してくださる方々に、安心して過ごして頂ける献血ルームとなれば幸いだ。

2020.05更新(高橋昌男)