投稿リポート がんの子どもを守る会に
手作りガーゼマスクを寄贈

がんの子どもを守る会に 手作りガーゼマスクを寄贈

新型コロナウイルス感染拡大による影響でマスク不足が深刻になる中、飯塚竜王ライオンズクラブ(肘井清茂会長/83人)は3月22日、FWT(家族及び女性チーム)委員会で手作りしたガーゼマスクを公益財団法人がんの子どもを守る会九州北支部に寄贈した。

当クラブでFWTの活動が活発になったのは、私がクラブ会長を務めた2018-19年度に小児がんの子どもたちのためにタオル帽子を作成してからのことだ。老人保健施設の利用者の皆さんにもご協力頂いてたくさんのタオル帽子を作り、がんの子どもを守る会九州北支部に寄贈した。

この時、ガーゼマスクも不足しているとの話を聞き、帽子と共にマスクも作り始めた。更にその後、2019年4月に飯塚市で開催された337-A地区年次大会の会場で、小児がん患者支援のレモネードスタンドを設置することになった。当クラブ会員を中心に高校生のボランティアも参加して開催し、20数万円をがんの子どもを守る会に寄贈することが出来た。また、当クラブ会員の経営する美容院で協力を呼び掛け、ウィッグ用の頭髪を寄付して頂くヘアドネーションの活動にも取り組んでいる。

今年に入ってマスクが手に入らなくなったと聞き、がんと闘う子どもたちや、彼らを見守る家族はきっと大変な思いをされていると考えた。そこで、3月中にマスク100枚を作る目標を決めた。3月17日までに出来たマスクは102枚。他の会員が手伝ってくれた分と合わせて計116枚を寄贈することが出来た。3月22日の第2例会終了後、がんの子どもを守る会九州北支部副代表幹事の内藤真澄さんに卓話をして頂き、ガーゼマスクとタオル帽子、協力金を贈呈した。

抗がん剤治療などで免疫機能が低下した小児がんの子どもたちにとっては、コロナウイルスが収束した後もマスクは不可欠なものだ。今後も支援を続けるにはFWT委員会のみならず会員全員の協力が必要となる。

2020.04更新(FWT委員長/浅田洋子)