投稿リポート 岡崎市内全小学校へ
マスクと消毒液を寄贈

岡崎市内全小学校へ マスクと消毒液を寄贈

岡崎南ライオンズクラブ(太田利男会長/106人)は今年度、メイン事業である薬物乱用防止シンポジウム(2019年9月8日実施済)を始め、LCIF人道支援マッチング交付金を使ったタイ公立病院への医療機器寄贈(進行中、人工呼吸器納期待ち)、当県の幸田ライオンズクラブを援助しカンボジアへの高校生派遣事業(延期)を計画・実施してきた。しかし2020年になって急きょ、新型コロナウイルス感染拡大の影響で世界中が混乱状態となった。

日本でも、感染拡大防止のため全国的にさまざまなイベント等が中止される中、岡崎南ライオンズクラブとして、ライオンズ・メンバーとして、何か出来ることはないかと考えた。そんな中、岡崎市内の全小学校へのマスクと消毒液の配布を今年度最後の奉仕事業にすることを4月7日にクラブの正副会長会にて発案。マスクと消毒液を納入可能な業者を探し、わずか2日後の9日に理事会及び会員全員の承認を得ることが出来た。

岡崎市内には小学校が48校あり、児童の総数は2万3500人、先生は1500人。これらの各校に寄贈するためのマスクを計2万5000枚、消毒液48個(次亜塩素酸水20L)の、合計190万円相当を市に贈呈することになった。当初、臨時休校していた学校の再開予定は4月20日(その後5月6日に延期)。学校再開に間に合うようにマスクと消毒液を贈呈し、登校してくる子どもや先生に使ってもらうことを目指しての超スピード実現の事業となった。

4月16日11時30分から岡崎市役所東館にて贈呈式が執り行なわれ、市長、教育長へマスクと消毒液を寄贈。翌日には教育委員会を通じて市内小学校へ配布され、各校の校長からはお礼の電話が届いている。
 
2020.04更新(幹事/原孝広)