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第1回ライオンズクエスト
フォーラムin熊本
337複合地区
2020年2月8、9日、この時期にしては暖かい熊本市で「第1回337複合地区クエストフォーラムin熊本」が開催された。昨年、337-A地区で第3回ライオンズクエストフォーラム全国大会in福岡が開催され、全国から大勢のライオンズ・メンバーや先生方が春日市に集い、とても濃密な時間を過ごしたことは、参加した皆さんの記憶に新しいと思う。この全国大会を機に、定期的に各準地区でライオンズクエストについての情報交換の場を作ろうと、337複合地区青少年育成クエスト・レオ委員会の内海清委員長から提案があり、複合地区内でフォーラムを開催することを決定。その1回目のホストを337-E地区が担当することになった。
第1回ということもあり、手探りで計画と準備を進める中、まず心配したのが参加人数だった。しかしふたを開けてみると、九州以外からの参加も含めて予想の倍近い登録があり、会場に全員入り切るだろうかと心配するほどだった。遠くは北海道から参加されたメンバーもおられ、ライオンズクエストに対する関心の高さが伺える。フォーラム前日に開催した懇親会にもたくさんの方にご参加頂き、ライオンズ・メンバーだけでなく、現職の教員の方々とお話しする機会もあり、熱気あるムードを本番のフォーラムに持ち込むことが出来た。
フォーラムではまず、337-A、B、C、D、Eの各準地区の委員長から現況報告があり、その報告を元にパネルディスカッションを行った。その中で、共通の課題として以下の2点が指摘された。
「ライオンズクエストのライフスキル教育をいかに現場に浸透させ、そして継続させていくか」
「ライオンズ・メンバーに、ライオンズクエストの意義と価値を伝えるには、どうすればいいのか」
少ない時間での討論ではあったが、実際に指導に当たる教員の生の声も聞くことが出来、さまざまなヒントを見付けることが出来た。
午後からはライオンズクエスト専任講師の篠田康人先生から「複合地区に対するライオンズクエスト推進の提案」というテーマで講演をして頂いた。篠田先生は若者のゲーム依存やネット依存という問題を絡めながら、それに対するライオンズクエストの有効性を分かりやすく説明された。現代の若者を取り巻くさまざまな問題に対処する力を養うのがライオンズクエストのライフスキル教育なのだということを、再確認することが出来た。
このフォーラムを開催したことによって、各地区間で意見交換、情報交換が出来、それによって横の広がりが生まれた。そして「ライオンズクエストに関心はあるけど、今一つよく分からない」というライオンズ・メンバーにその意義を理解して頂くことが出来たと思う。来期は第2回を開催することが決定しており、このフォーラムを継続することによって、ライオンズクエストの普及活動がますます活性化していくことを願っている。
2020.02更新(337-E地区青少年育成クエスト・レオ委員長/那須弘紹)