投稿リポート
すこやか・ともしびまつり
でチャリティー事業
新潟県・長岡長生ライオンズクラブ
#人道支援
長岡長生ライオンズクラブ(清水利光会長/85人)は9月28日(土)、シティホールプラザ アオーレ長岡で行われた長岡市の福祉イベント「すこやか・ともしびまつり2019」に、クラブの福祉委員会、PR環境委員会が中心となって参加した。福祉委員会は施設内のシアターで映画「夢は牛のお医者さん」をチャリティー上映、PR・環境委員会はクラブ・メンバー全員から寄付をもらい、広場でチャリティーバザーを実施した。
「夢は牛のお医者さん」は2014年に公開されたドキュメンタリー映画だ。昭和62年、新潟県松代町の山あいにある小さな小学校に「入学」した3頭の子牛との出会いをきっかけに、当時3年生だった一人の少女が将来「牛のお医者さん」になりたいという夢を抱く。作品では彼女の成長、夢をかなえるための努力、家族との絆、獣医となり母となるまでを25年間にわたり追いかけている。クラブではこれまでにチャリティー上映会を3回実施しており、通算4回目となる。
上映会には、子どもからお年寄りまでさまざまな年代の方がお見えになった。公開当時は子どもがまだ小さくて行けなかったが、今日は子どもたちに見せたいとお越しになった親子。中学生のお孫さんが将来について考えるきっかけになればいいと、申し込んでくれたおばあちゃん。地元にゆかりのある映画ということもあり、公開から5年を経ても根強い人気がある。
席数49席のシアターに、午前・午後合わせて73人が来場。子どもたちにはこの映画通じて、自分の夢を見つけるきっかけ、あるいは夢を追いかける努力と苦労、そして夢をかなえた時の喜びなどを感じてもらえればと思っている。上映後、会場を後にされる方々から温かいお言葉を頂戴し、募金にもご協力頂いた。
チャリティー上映会での募金額は2万7630円に上った。チャリティーバザーの売上金9万767円と合わせた11万8397円を、10月1日に社会福祉法人長岡市社会福祉協議会「ともしび基金」に寄付した。この基金は高齢者の食事サービスなど、地域の福祉活動に使われる。
2019.11更新(福祉委員長/久保雅宏)