投稿リポート こども食堂への支援活動

こども食堂への支援活動

近年、各地で広がりつつある「こども食堂」。我が長岡長生ライオンズクラブ(清水利光会長/85人)も3年前から、青少年・保健事業の一つとしてこども食堂の支援に取り組んでいる。

子どもや保護者、地域の人々に対し、無料または安価で栄養のある食事や温かな団らんを提供するこども食堂だが、「孤食」の解消にとどまらず、子どもを取り巻く環境を始めさまざまなネットワークが生まれ、地域住民が子どもたちと関わる良い機会にもなっている。

また「こしょく」は独りで食べる「孤食」だけでなく、家族がそれぞれ違うメニューを食べる「個食」、好物ばかりを食べる「固食」、麺やパンなど粉ものばかり食べる「粉食」と、子どもたちを取り巻く食の環境が大きく変化してきていることを示している。

長岡長生ライオンズクラブでは「食」を通じて地域の子どもたちを見守り、子どもたちの生きる力を育み、子どもや地域住民が一人でも気軽に安心して参加出来る居場所としてのこども食堂の運営支援を通し、青少年の健全育成、地域力の向上につなげていきたいと考えている。

今年度第1回目のこども食堂支援事業は、昨年から長岡市四郎丸地区でこども食堂活動を始めたボランティア団体「しろうまる食堂」への協力支援を企画して、10月11日(金)に実施。米どころ新潟ならではの企画として「新米まつり」と題して、今年収穫したばかりのこしひかりの新米を提供した。

また食事が出来上がるまでの時間、子どもたちとカルタや折り紙、将棋、オセロ、ジェンガなどで一緒に遊んだり、学習指導として宿題を見てあげたりするなど、子どもたちとの交流を深める場としても良い機会となった。今後も地域の皆さんと一緒に、食を通じての支援に取り組んでいきたいと思っている。
 
2019.10更新(青少年・保健委員長/柴木樹)