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次世代リーダーシップ
セミナーを終えて
GLT日本
日本ライオンズ次世代リーダーシップセミナーが、2019年4月3日~5日、愛知県名古屋市で開催された。このセミナーは新しい人材の発掘と育成を目的としてGLTが主催し、一般社団法人日本ライオンズとGATが協力して開かれた。4年目となる今回は、全国からこれからのライオンズを担うメンバー62人が参加され、2泊3日の充実した研修を受けた。今年度は、ライオンズのリーダーとしての知識とスキルアップだけでなく、GMT、GST、FWT、LCIFの各エリアリーダーのご協力も頂き、日本の実情に合わせた内容とした。
初日の4月3日午後1時、全国35準地区から参加した男性38人、女性24人が緊張した面持ちで会場に集合した。セミナーは城阪勝喜GLT日本エリアリーダーによる「オープニングセッション」に始まり、続く「リーダーシップの基礎」では、日本のライオンズの現状を認識し、リーダーとしての資質と行動指針を学び、サーバント・リーダーシップには多くの共感を得て頂いた。そして「会員増強と会員維持(GMT)」、「MyLionとMyLCIの概要」とセッションが進むにつれ、会場全体の打ち解けた雰囲気の中に熱気と活気がみなぎっていった。
2日目は朝8時から2会場に分けてリーダーとしてのスキルを学んで頂いた。「プロジェクトの管理」で事業計画を学び、「素晴らしいチームを築くには」、「任せること」、「争いの解決」、「会員の動機付け」、「会議の運営」、「プレゼンテーションの準備」というリーダーとして大切な内容を、ケーススタディやロールプレイ、テーブルディスカッションの手法を交えて学んだ。積極的な意見交換と発表で、ライオンズだけではなく各自の仕事でも活用出来る内容に、参加者の真剣な顔つきは、既にこれからのライオンズを担うリーダーとしての自覚が芽生えているようだった。セッションを通じてすっかり意気投合した参加者は、夕食後も遅くまで語り合っていた。
最終日も朝8時から、「スピーチ」のセッションで始まった。各テーブルを代表して全員の前で堂々とスピーチをする参加者たちの姿に、講師陣は驚きと共に頼もしさを感じた。続く「奉仕の道のり(GST)」、「家族・女性会員について(FWT)」「LCIF/キャンペーン100」、「スペシャルティクラブのすすめ」では、参加者各自が地区やクラブに持ち帰って生かせるライオンズの新しい情報や手法を学んで頂いた。午後5時、最後の「クロージングセレモニー」では、参加者一人ひとりに修了証が手渡され、全員が喜びと安堵の笑顔で無事閉会となった。
参加者の感想文から分かるように、最初は不安を抱えていた参加者が、厳しいながらも想像以上の充実した内容に、あっという間に真剣になり、学ぶことの喜びを覚え、大きな満足感を得てセミナーを修了した。参加者には全体的に積極的なメンバーが多く、すぐに活発な交流が始まり、また、女性メンバーも多く参加したことで、新鮮で違った角度からの意見を聞く機会にもなった。未来のライオンズを担う有望なメンバーのスキルアップと意識高揚、そして地区を超えた交流により、学習だけでなく刺激や人脈づくりにも大いに役立つものになった。
最後に、GATの統括リーダー、エリアリーダー、八複合地区のGLTコーディネーターの皆様には、多大なるお骨折りとご協力に感謝申し上げます。今後も日本のライオンズの発展のために、このような機会を続けて頂けるよう期待しております。ありがとうございました。
2019.05更新(330複合地区GLTコーディネーター/濱野雅司)
↓参加者の感想文はこちら
日本ライオンズ次世代リーダーシップセミナー参加者感想文(PDF)