投稿リポート ひとり親家庭を対象とした
交通安全と食育事業

ひとり親家庭を対象とした 交通安全と食育事業

3月3日(日)、福井九頭竜ライオンズクラブ(小林孝至会長/71人)は青少年育成事業として、ひとり親家庭の37人を招待し「ひとり親家庭が親子で学ぶ『交通安全』と『食育』~一緒に行う奉仕活動とピザづくり体験」を開催した。

「春の交通安全運動週間」を間近に控えたこの日、参加者たちはまずクラブ・メンバーと共に街頭に立ち、交通安全標語「歩行者を守る気づかい 思いやり」等の看板を掲げ、道ゆく車や歩行者に呼び掛けた。交通安全啓発活動後には、福井交通安全副会長を務めているメンバーから親子に向けて講話を実施。続いて歯科医のメンバーが、「歯と食べ物」をテーマに講演した。なお、当日使用した交通安全標語看板は、福井交通安全協会へ寄贈した。

講演の後はメンバー経営のイタリアン・レストランで、グループに分かれて石窯を使ったピザづくり、パスタづくり、ケーキづくりにチャレンジ。慣れない作業に緊張しながらも、目をキラキラ輝かせる子どもたちの姿があった。ゆかいに会話しながら子どもよりも夢中になる父親、手を出したいのを抑えて娘に任せる母親など、親子の絆や愛情を感じることが出来た。食事中はオカリナのミニ演奏を聞きながら親子で食事や会話を楽しみ、日常とは違った有意義な時間を過ごして頂けたと思う。

参加者からは次のようなメッセージを頂いている。
「交通安全の呼び掛けは、最初は恥ずかしかったけれど、だんだん楽しくなってきた」
「朝ごはんをしっかり食べたいと思います」
「子どもと会話をしながら料理を作ることが出来てうれしかった。ほんとうにありがとうございました」
事業の趣旨の通り、ひとり親家庭で親子の絆を深めて頂ける一日となった。
                                    
2019.04更新(青少年育成委員長/木下博道)