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上級ライオンズ・
リーダーシップ研究会開催
GLT日本
2018年10月12〜14日、愛知県名古屋市のキャッスルプラザで上級ライオンズ・リーダーシップ研究会(ALLI)が開かれた。国際協会は地区レベルのリーダー育成を目的に会則地域ごとにALLIを実施しているが、日本では昨年から国内35準地区の第2副地区ガバナーを対象として、グローバル指導力チーム(GLT)の担当で開催している。
研究会初日の12日午後、鈴木誓男GAT統括リーダーの基調講演で講義が始まり、リーダーシップの定義や事業管理、イメージ戦略、新しいリーダーの発掘育成、LCIFなど13のセッションが行われた。受講者はあらかじめ5人ずつのチームに分かれ、メールなどで連絡を取り合いながら事前課題に取り組んだ上で研究会に臨んだ。2泊3日、密度の濃い時間を共にした受講者は、リーダーとして求められる知識やスキルを学ぶと共に活発な意見交換を行い、地区ガバナー就任に向けた決意を新たにした。
以下に受講者の感想文から一部を抜粋し、実り多かった研究会の報告としたい。
「真のリーダーシップの在り方について改めて学習する中、一番は多様な講師の方々の人生経験が直球で投げられてくる感覚が受講した皆さん全員に響いたことと思います。資料のみをレクチャーする単なるセミナーならビデオ講習でも変わりません。本研修のように、先輩ライオンズの経験と人間力が響く研修こそ、今後のライオンズでの、また社会での活躍に確実につながるのだと思いました」(森川明治郎330-C地区第2副地区ガバナー)
「リーダーの無知から問題が放置されれば、問題は雑草のごとく際限なく増加してしまい、だんだん余裕も反省もなくなって破滅に陥ってしまいます。リーダーは絶えず問題を省みると共に、手にも心にも余裕を持つことが必要だと日頃考えておりました。まさにリーダーが今学ぶべきこと、すべきことを丁寧にご教授頂きました。このような機会を次のリーダーに引き継ぐ重要性に気付かされました。良い後継者を用意することが今のライオンズにとって一番賢明な持続の計でありましょう」(中村通334-E地区第2副地区ガバナー)
「会員減少を食い止め、増強を図るために、リーダーシップはなくてはならないものであると実感しました。リーダーとしての資質である『ビジョンを共有する能力』『自ら模範を示す能力』『現状打破に挑む能力』『行動できる環境をつくる能力』『心から励ます能力』をしっかりと身に付け、会員が自ら実行出来る環境を整備し、諸奉仕活動を活発に進める動機付けに傾注していきたいと思います」(下副田弘文335-A地区第2副地区ガバナー)
「思いや志だけでは物事は成就しません。具体的な技術が不可欠です。今までにも多くの先人の歴史書を読み解いたり、ビジネス書を読み漁ったりしました。今回の研修では今までに得られたことの検証を行ったような感じであります。第2副地区ガバナーの中には優れた資質を持たれた方がいるなあと感心しました。そのような方と関係を持てることに今ワクワクしております」(金礪毅336-B地区第2副地区ガバナー)
2018.11更新(GLT日本エリアリーダー/城阪勝喜)