ニュースライオンズ公認講師
プログラム報告

ライオンズ公認講師プログラム報告

あらゆるレベルの多様なライオンズ・メンバーの育成とその研修には、有意義なリーダーシップ研修を数多く提供出来る優れた講師を養成することが大切だ。

ライオンズクラブの講師を育成するために用意されたプログラムである講師育成研究会(FDI)では、研修を行うスキルとテクニックを強化し研修の質を高めることを学ぶ。FDIを修了すると、クラブ、地区、複合地区レベルの研修の講師を担当するのに必要な知識やスキルが身に着く。そして、更に講師としての知識と経験の幅を広め深めていくためにライオンズ公認講師プログラム(LCIP)を修了し公認されると、地域別に開催されている国際協会主導の研究会(ELLI、RLLI、ALLI、FDI、LCIP)、第一副地区ガバナー/ガバナーエレクトセミナー(FVDG/DGEセミナー)のグループリーダー、その他の研修関連イベントにおいて、講師を務める資格を得ることが出来る。LCIPは、優れたライオンズ講師の層を充実させ、さまざまなレベルの会員に効果的な研修を行うための講師の能力と知識を向上させることを重視している。

2020年1月18日、タイ・バンコクにOSEAL地域から講師経験のあるベテランのメンバーがLCIPに挑戦するために集まった。各国からの参加者39人は空港近くのホテルで、英語、日本語、韓国語、中国語の4クラスに分かれて、4日間朝9時から午後6時まで研修を受ける。このプログラムでは認定の可否が採点によって決まることから、研修初日には経験豊富な参加者の顔にも緊張した表情が見られた。研修の最終日に各自が1時間の模擬セッションを実施して、その場で講師一人が採点し、更に後日、撮影した映像を別の講師と国際本部が見て採点し合否が決まる。前年のLCIPではOSEALの参加者の半数以上が不合格となったことからも分かるように、公認には非常に高いレベルが求められる。ライオンズにおける研修は、新しいことを学ぶ子どもを対象に行うような一方的な講義ではなく、経験も知識も豊富なライオンズ・メンバーを対象とした研修だ。そのため、アクティブ・ラーニングのように対話型・参加型で体験しながら学ぶ学習方法や、アイスブレイカー、エナジャイザーという学習意欲を高めたり維持したりする手法を織り交ぜた研修が求められているのだ。

日本からの参加者は、L.牧田健一(330-B)、L.木村英俊(333-C)、L.藤川清幸(333-D)、L.根本昌卓(333-E)、L.大髙宣靖(333-E)、L.加藤史典(334-A)、L.浜島清美(334-A)、L.堀口清隆(335-A)、L.吉村弘吉(335-B)、L.乗田泰(337-C)の10人

日本からの参加者は10人で、講師は丸山正芳LCIFエリアリーダーと330複合地区GLTコーディネーターを務める濱野が担当した。参加者には3週間前に事前課題が与えられ、実際のLCIPの研修内容は、基本的には「講義、討論、事例」で構成されている。講師としてさまざまな分野の知識と経験の幅を広げ、更に深めていくための手法を学んでいった。そして、最後に60分の発表に臨む。そのために、参加者は各々自由時間や寝る間も惜しんで準備をされていた。

観光も遊びも全くない無い4日間、参加者は熱心に、真剣に、必死に勉強されていた。全てが終わった時の皆さんのホッとした笑顔は忘れられない。参加者全員が地区を超えた強い絆で結ばれ、寝食を共にした仲間として今後も友情と交流が続くことと思う。この数日間の経験がかけがえのないものになり、強化されたスキルや新しいアイデアをそれぞれが生かして、これからも引き続きライオンズの研修に貢献して頂けることを期待している。

2020.03更新(330複合地区GLTコーディネーター/濱野雅司)