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モニュメント竣工

東京五輪・パラリンピック モニュメント竣工

1月31日、東京都渋谷区の東京体育館前で、一般社団法人日本ライオンズ(識名安信理事長)が東京オリンピック・パラリンピック開催を記念して設置し、東京都に寄贈するモニュメントの竣工式が行われた。日本ライオンズが全国のライオンズクラブから寄せられた支援金によって実施している東京オリンピック・パラリンピック支援事業の一環。

モニュメントの名称は「HARMONIZED TOWER」。高さ7.54mの円柱形で、使用された素材は耐用年数が長いコールテン鋼。自然に生まれるサビの発生に伴い、年月と共にその表情を変えていく。設計は、東京2020エンブレムをデザインした野老朝雄(ところ あさお)氏が担当した。3種類の異なる台形をつなぎ合わせてパターンを描き、塔を形作っている。「異なる形がつながる塔」に、違いを尊重し、多様性を認め合いながら、天高く未来へと伸びていく様を表現している。

野老氏はモニュメントについて、
「多様性の中の結束を模索する塔。2020年に竣工した記念塔として、周りの景観や訪れる人々と調和し、次世代に残ることを願っております」
と、コメントしている。

竣工式では、330複合地区オリンピック・パラリンピック支援特別委員会の鈴木定光委員長、日本ライオンズの識名理事長、山浦晟暉元国際理事と、設計者の野老氏からあいさつが述べられた後、完成を祝ってテープカットが行われた。

モニュメントが設置された場所は、オリンピック・パラリンピックで卓球競技の会場となる東京体育館前の広場で、JR千駄ケ谷駅の改札から外へ出ると正面に見えてくる。千駄ケ谷駅はオリンピック・パラリンピックの開閉会式や陸上競技が行われる国立競技場の最寄駅の一つ。多くの人の目に止まりやすい場所にあるモニュメントは、待ち合わせスポットとして利用されることも期待出来る。モニュメントの土台部分にはサークルベンチが据えられ、ライオンズ・ロゴの入ったプレートが設置されている。

日本ライオンズによる東京オリンピック・パラリンピック支援事業は、パラリンピックに対する支援を中心に行われている。パラリンピック出場を目指す次世代選手の支援では、2年間で延べ334人の選手に活動助成金を贈呈。今年1月末現在で10人のライオンズ支援選手が東京パラリンピック代表に内定している(ライオン誌調べ)。また、パラリンピック競技会場での観戦に、全国の特別支援学校から募った障害のある児童・生徒を招待する事業に向けた準備も、着々と進んでいる。

2020.02更新(取材/河村智子)

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