投稿リポート 聴覚障害者のプリザーブド
フラワー講習会

聴覚障害者のプリザーブドフラワー講習会

大阪梅田中央ライオンズクラブ(41人)は2月1日(土)に大阪市の梅田東コミュニティ会館で、今回で16回目になる聴覚障害のある方を対象とした「プリザーブドフラワー講習会 ~お花でリング!リング!~」を開催、130人が参加した。

この講習会は、大阪聴力障害者協会女性部と地域住民、そしてライオンズクラブが手話を通じてコミュニケーションを図り、手話が掛け替えのない言語であることについて理解を深めることを目的としている。始まりは2008年、聴覚障害者の皆さんにフラワーアレンジメントをする楽しさと技術を身に着けて頂きたいという思いからだった。制作した作品は、12年から4年間は東日本大震災の被災地・気仙沼の仮設住宅へ延べ500個をお届けし、16年から昨年まではバザーなどで販売、売上金全額を「北摂聴覚障害者センター ほくほく」に寄付させて頂いた。

特に今回は当クラブ結成40周年記念事業であり、ライオンズクラブの家族会員や会員夫人らが活躍出来る奉仕活動としてより多くの方に知って頂きたいという目的から他のクラブにもお声掛けをし、田中敏朗335-B地区ガバナーご夫妻を始め他クラブから20人以上が参加してくださった。今までの講習会で何回か経験している方は初めての方に教えたり、出来栄えを自慢し合ったり、皆さん終始和やかで笑顔の絶えないひと時となった。

この他、「手話エンターテイメント発信団 oioi(おいおい)」による楽しい手話パフォーマンスで、手話への理解を深められたと思う。昼食には、地域の女性会の方々が朝早くから仕込んでくださったおいしいカレーライスを頂いた。ろうあ太鼓「和龍耳(わだつみ)」の演奏もあり、最後にライオンズクラブではおなじみの歌「また会う日まで」を手話を交えて参加者全員で歌った時には、最高の盛り上がりとなった。

2020.02更新(会長/益田大志)