投稿リポート 犯罪被害者が減るように
護身術セミナー開催

犯罪被害者が減るように 護身術セミナー開催

治安が良いとされる日本でも、残念ながら女性に対する暴力・犯罪は少なくない。被害に遭う女性が一人でも減りますようにという願いから、広島ニューシティ ライオンズクラブ(30人)は広島県警察とタッグを組み、初の女性限定の護身術セミナーを企画。イオンモール広島祇園店を会場に開催し、地元住民など約30人が参加した。

イベントの第1部は、広島県警察子供女性安全安心対策室の女性警察官による講義。広島市内における性犯罪などの被害状況、ちかんや強制わいせつ、ストーカーといった被害を未然に防ぐためのヒント、また被害に遭ってしまった際の対処法、相談先などを教えて頂いた。配布資料を見ながら、参加者は興味津々で聞いていた。 

第2部では、本場ブラジル出身のブラジリアン柔術の先生から、いざという時、女性にも出来る護身術の技を伝授して頂いた。先生の基本方針は「自分の安全を守るため、まずは自分の弱さを知る」ということ。それをベースに拘束から脱出する、戦わず逃げるコツを教えてくださった。

参加者からは「難しい動きなどはなく、とても現実的だった。反撃するのではなく、逃げることが重要だとよく分かりました」「参加して良かった。また機会があれば参加したいし、他の人にも勧めたい」といった声を頂いた。

今回、初の護身術セミナー開催に当たり、会場を提供してくださったイオンモール広島祇園店のご厚意に感謝すると共に、犯罪から身を守るための取り組みが今後も継続されることを期待している。
 
2019.12更新(会長/マッキーマン・スコット)