投稿リポート 薬物乱用防止教室開催

薬物乱用防止教室開催

水戸ライオンズクラブ(武藤大志郎会長/92人)は6月26日午後1時~2時、茨城県立茨城東高等学校にて薬物乱用防止教室を開催した。当クラブは青少年育成事業を通し、青少年の健全な心と身体の成長を図っている。中学生テニス大会、中学生バレーボール大会、ジュニアゴルフ大会等はその代表的なものであり、認定講師による薬物乱用防止教室開催も重要な事業として位置付けている。

講演会の準備をするメンバー

茨城東高等学校は、過去に警察署、保健所による薬物乱用防止教室を開催した経験はあったが、ライオンズクラブによる教室はこれまで経験が無く、その開催が期待されていた。

わずか1時間の講演で、高校生に対して薬物乱用の危険性や「ダメ。ゼッタイ。」の認識をどこまで浸透させられるか、多少心配した面はあった。ところが実施してみると、その心配は全く無用のものだった。1年生から3年生の全生徒及び教職員約400人は、講師を務めた高木清美会員の講話に真剣に耳を傾け、静かな雰囲気の中で、薬物が脳細胞に及ぼす影響や、たった1回の間違いがその後の長い人生をダメにしてしまうという話をしっかりと受け止めてくれた。特に、今の医学では壊れてしまった脳神経は元に戻すことが出来ないことを強調し、生徒たちに強い印象を与えることが出来たと思う。

真剣に聞き入る生徒たちを見て、「どんなことがあっても『ダメ。ゼッタイ。』。君たち若人がこれからの日本を作り、支えていくのだ、がんばってほしい」と心から願い、薬物防止教室を終了した。
 
2018.07更新(第2副会長/関義則)