投稿リポート 松本児童園で "春の種まき"

松本児童園で “春の種蒔き”

2018年4月28日、児童養護施設松本児童園で恒例の「春の種蒔き」事業を実施した。松本児童園との交流は、クラブ結成30周年であった1998年以降、クラブの重要な奉仕事業として実施しており、現在では春と夏の年2回の交流を続けている。

園内の畑は結成35周年事業としてミニグランドと共に造成したもので、クラブが寄贈したトラクターで耕し直したり肥料を入れたりするなど、年間を通じて管理を行ってきた。以来「農作物を育てることを通じて子どもたちの心身の育成に役立ちたい」という考えの下、毎年「春の種蒔き」を恒例行事として定着させてきた。

今年は男爵イモ、長ネギ、トマト、キュウリの苗を用意。晴天に恵まれた当日、参加したメンバーは夏の収穫祭に向けて子どもたちとの共同作業で畑に苗を植えていった。小さな子どもたちも苗に土をかぶせたり、ジョウロで水をまいたりと、張り切ってお手伝いをしてくれた。

畑作業の後は園庭でバーベキュー会を開催し、メンバーたちが肉や野菜、焼きそばを焼き、児童園で暮らす幼児から高校生までの約30人の子どもたちに振る舞った。肉が焼けるのが待ち切れない様子で列をなして順番待ちし、「おいしい!」と笑顔で歓声を上げる子どもたち。彼らがすくすくと育って立派な大人になるお手伝いをしたいとの思いを新たにすると共に、園の活性化にも役立つ意義ある活動であることを実感出来た一日であった。

この日の活動は、翌日の地域新聞『市民タイムス』で紹介された。

2018.05更新(PR委員長/青木まゆみ)