ライオン誌日本語版2021年5・6月号
- ページ: 38
- 編集室
Official publication of Lions Clubs International
ライオン誌日本語版 委員
ライオン誌日本語版 委員
玉浦 巖
広島県・三原浮城
EXECUTIVE OFFICERS President Dr. Jung-Yul Choi, Korea; Immediate Past President Gudrun Yngvadottir, Iceland; First Vice President Douglas X. Alexander, United States; Second Vice President Brian E. Sheehan, United States; Third Vice President Dr. Patti Hill, Canada. DIRECTORS Second Year Directors Muhammad Adrees, Pakistan; Qazi Akram Uddin Ahmed, Bangladesh; Shoichi Anzawa, Japan; Billy J. (B.J.) Blankenship, United States; Gary F. Brown, United States; Rodolfo Espinal, Dominican Republic; Liao-Chuan Huang, MD 300 Taiwan; Jongseok Kim, Korea; Dr. Nawal Jugalkishor Malu, India; Geoffrey Leeder, England; Mark S. Lyon, United States; Heimo Potinkara, Finland; JP Singh, India; Steve Thornton, United States; Juswan Tjoe, Indonesia; A. Geoffrey Wade, United States; Dr. Walter Zemrosser, Austria. First Year Directors Michael D. Banks, United States; Robert Block, United States; Kyu-Dong Choi, Korea; Larry L. Edwards, United States; Justin K. Faber, United States; Allan J. Hunt, Canada; Daniel Isenrich, Germany; Bent Jespersen, Denmark; Masayuki Kawashima, Japan; Dr. Jose A. Marrero, Puerto Rico; Nicole Miquel-Belaud, France; VP Nandakumar, India; Judge Christopher Shea Nickell, United States; Sampath Ranganathan, India; Marciano Silvestre, Brazil; Masafumi Watanabe, Japan; Guo-jun Zhang, China. Lions Clubs International Headquarters 300 W 22ND STREET OAK BROOK IL 60523-8842 USA TEL.(630)571-5466 FAX.(630)571-8890 Website: lionsclubs.org 一般社団法人日本ライオンズ PR・マーケティ ング委員会 委 員 長 石 橋 貞(333複合地区議長) 一般社団法人日本ライオンズ 〒104‑0028東京都中央区八重洲2‑6‑15 JOTOビル9階 TEL. (03) 6262‑1263 FAX. (03) 3241‑4388 Website: lionsclubs.or.jp
ライオンズクラブ国際協会の公式出版物であるライオ ン誌は、国際理事会の認可を得て次の21カ国語で発 行される ‑‑ 英語、スペイン語、日本語、フランス語、 スウェーデン語、イタリア語、ドイツ語、フィンラン ド語、韓国語、ポルトガル語、オランダ語、デンマー ク語、中国語、ノルウェー語、アイスランド語、トル コ語、ギリシャ語、ヒンディー語、インドネシア語、 タイ語、ネパール語
山邉正重
長野県・上田城南
「このコロナ禍」 だからこそ
我々ライオンズクラブはコロナ禍の影響 で奉仕活動の実施が困難な状況にある。こ の状況下でライオン誌の「奉仕活動」「活 動報告」を読む時、全国各地のクラブが良 きアイデアとさまざまな工夫、多大な努力 をし、苦労しながら奉仕活動を実践されて いることに感心すると共に、エールを送り たくなる。 その一方、運営面ではリモートでの例会、 理事会、委員会が積極的に開催されている。 この機に、デジタル機器が苦手な会員もパ ソコンやスマートフォンの活用に挑戦され、 ウェブ会議に参加されている。友人や家族、 とりわけITに長けた孫の応援を受けてパソ コン、スマートフォンを使いこなせるよう になった、という方も多いのではなかろう か。「おかげで家族とのつながりが濃くな った」と喜ばれる姿には元気を頂く。 コロナ禍を機に加速しているIT化・デジ タル化の流れは、これからのライオンズク ラブの運営面に大きく貢献すると思われる。 例えば、例会をリモートとの併用にすれば、 出張先からも出席出来るようになって欠席 者が減り、会員の意思疎通が図られる。ま た、クラブ事務局はパソコンと複合機があ れば在宅勤務が可能になり、クラブの関係 書類や資料をクラウド化すれば、クラブの 機能が有機的になり、迅速な適応能力が増 して、災害にも強くなる。 こうした発想には、容易に会員の理解が 得られると思う。運営・事業のIT化・デジ タル化が一気に進めば、クラブの発展に結 びつくと大いに期待する。 ライオン誌としては、1年以上続くコロ ナ禍における奉仕活動や実態を丁寧に取り 上げることが、次代のライオンズクラブ活 動の指針になると考えている。
同志の絆を結ぶ情報の発信
歴史を振り返ると、新型コロナウイルス のような世界的パンデミックは、世の中が 大きく変わるきっかけになってきた。14 世紀に流行したペストによる急激な人口減 少は、領主と農民の力関係の逆転を招き、 中世社会の崩壊を引き起こした。そして、 1918年から20年にかけて起こったスペイ ン風邪の流行では、多くの兵士が感染して 第一次世界大戦の終結を早めることにつな がった。 では、今回の新型コロナウイルスはどう か。世界規模で猛威を振るう感染症の収束 はいまだめどが立たず、国内及び世界の経 済の動向を見通すことは極めて困難な情勢 にある。対面での集会や催しが開きづらい 状況で、より多くの情報を求める声が日増 しに高まっている。危機にある時こそ「生 きた情報」を届けることが求められる。 また、テレワークによる在宅勤務やウェ ブ会議の普及、大学におけるオンライン授 業や病院のオンライン診療といったデジタ ル化の流れは「デジタルトランスフォーメ ーション」と呼ばれ、コロナ禍の特徴と言 えるだろう。 このような中において、ライオン誌の果 たす役割はより重要になっている。コロナ 禍における奉仕活動と、会員同士の交流の ために、これまで以上にライオン誌をご活 用いただきたい。 我々は地域社会に奉仕することを目的に 活動する団体であるからこそ、その使命に おいて成果を追求していかなくてはならな い。今こそ、創設者メルビン・ジョーンズ がL字に込めた 「法 (Law) ・自由 (Liberty) ・ 労働 (Labor) ・忠誠 (Loyalty) ・愛 (Love) ・ 生命 (Life) ・ライオン (Lion) 」 を探求すべ き時だ。
LION 2021年5・6月号
ライオン誌日本語版委員会 国際理事 安 澤 莊 一 国際理事 川 島 正 行 国際理事 渡 部 雅 文 委 員 長 団 英 男(335複合地区) 副委員長 稲 岡 敬 弘(332複合地区) 編 集 長 荒 井 喜 和(331複合地区) 委 員 大 屋 保(330複合地区) 委 員 星 野 勝 美(333複合地区) 委 員 山 邉 正 重(334複合地区) 委 員 玉 浦 巖(336複合地区) 委 員 吉 田 勲(337複合地区) ライオン誌日本語版 TEL. (03) 6674‑8777 FAX. (03) 6674‑8781 E‑mail. edit@thelion.jp Website: thelion‑mag.jp
38
- ▲TOP