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おける相互連携協定

福井県社協と災害時における相互連携協定

9月13日、福井市の福井県社会福祉センターにおいて、社会福祉法人福井県社会福祉協議会(小藤幸男会長)と334-D地区(山岸博之地区ガバナー/富山県・石川県・福井県)の災害時における福祉・ボランティア活動支援に関する相互連携協定調印式が開催された。

近年、日本各地において想定外の自然災害が繰り返し発生し、多くの犠牲が生じると共に、被災者の皆さんが困難な生活を強いられる状況が頻発している。こうした自然災害は、いつ、どこで発生してもおかしくない状況にある。

福井県社会福祉協議会では、各市町の社会福祉協議会と相互支援協定を締結されて重層的なネットワークを構成し、加えて福祉施設の種別協議会との相互応援協定も締結されている。災害発生時には個々の災害規模や被害状況を踏まえながら、これらのネットワークを活用した支援活動を展開されている。しかしながら、災害発生直後から支援活動の拠点整備を行うに当たり、初動における設備や資機材等の確保、整備という点ではノウハウや物理的な資源の不足、活動が長期化した場合の人的資源の確保が課題となっている。

一方、ライオンズクラブの組織は、国際規模のネットワーク、機動力、資金調達力を持つだけでなく、個々の会員企業が持つ専門性や技術など、多様な資源の後ろ盾により、被災地の支援活動に資することが出来る。

相互提供協定に調印した福井県社協の小藤会長(左)と山岸地区ガバナー

双方が掲げる理念や取り組みの方向性は「連携」と「協働」を進めることで一致しており、共通の理念実現に向けて連携協定を結ぶこととなった。いつ起こるか分からない災害に際し、迅速かつ適切に連携を遂行するため、①災害支援で大切にしたい理念や視点、②過去の災害支援の教訓、③被災地での支援活動の展開方法などについて、平時から災害支援に関する研修の実施、災害支援の現状や課題を確認する場づくりを共有していくことになる。

今回の福井県社会福祉協議会と334-D地区との連携協定は福井県のみを圏域としているが、334-D地区は北陸3県にまたがっており、次年度以降の地区ガバナーが富山、石川両県に引き継がれた場合にもスムーズな運用が出来るよう、今後早い段階で両県の社会福祉協議会とも協定締結を目指す動きがあり、実現を待ち望んでいるところだ。

2019.10更新(地区幹事/森下正広)