投稿リポート DV保護シェルターを
「五城米」で支援 

DV保護シェルターを「五城米」で支援 

岡山ハーモニー ライオンズクラブ(尾﨑玲子会長/54人)は、子どもたちの健全育成を奉仕活動の大きな柱としている。特に、配偶者暴力(DV)被害・ひとり親家庭の自立支援活動に取り組む「特定非営利活動法人オリーブの家」への支援を継続的な事業として行っている。

この度、当クラブがオリーブの家と、岡山市北区御津の五城地区で生産されるブランド米「五城米」の生産者の方をつなぎ、オリーブの家への食料支援が実現した。

オリーブの家では、貧困母子家庭に対して社会復帰、就職、再婚、出産出来る環境づくりの支援活動を行う他、DV(精神的パワーハラスメント、モラルハラスメントを含む)に悩む女性と子どもの一時保護シェルターを完備して心のケアを行っており、シェルターの運営には、日常的に食料全般の支援や寄付が必要とされている。このオリーブの家の活動に共感した五城米生産者の浦上和巳さんから、約100kgの五城米が寄付されることになった。

9月20日に開かれた贈呈式では、今回の支援の仲介役となった当クラブの尾﨑会長など関係者8人が出席し、オリーブの家の山本康世理事長に目録が手渡された。

五城米を食べた母子がお腹も心も満たされ、笑顔を取り戻してくれることが、私たちの何よりの願いだ。それと同時に、今回の当クラブの活動がきっかけとなり、支援を必要としているDV被害者と貧困母子家庭に対する奉仕の輪が更に広がっていくことを願っている。当クラブとしても、子どもたちの健全育成活動に、今後より一層力を入れていきたい。

2019.10更新(MC委員長/竹澤純子)