ニュースジュンヨル・チョイ国際会長
公式訪問

ジュンヨル・チョイ国際会長 公式訪問

9月11日、愛知県名古屋市のキャッスルプラザにおいて、ジュンヨル・チョイ国際会長330~337複合地区公式訪問が行われ、全国から321人の会員が出席した。チョイ国際会長は集まった日本の会員に向けて、今年度の優先事項、リーダーシップ、会員増強、そしてLCIFキャンペーン100について語った。

チョイ国際会長が就任に当たり打ち出したのは「多様性でウィ・サーブ」というメッセージ。講演ではまず「多様性」を掲げた理由を説明した。
「元になったのは万物は陰と陽の二つに分かれるという東洋の思想です。ライオンズの奉仕によって異なるもの同士のギャップを埋めて調和をもたらすことが出来ます。これを世界に通じる言葉に置き換えようといくつか候補を挙げ、最もふさわしいと選んだのが『多様性』です」

リーダーシップについては、アメリカを始めとする国々で続く会員減少の一因は強権的になりがちな命令型のリーダーシップにあるとし、より謙虚な支援型の「サーバント・リーダーシップ」に変えていくことが必要だと強調した。会員増強については、既存クラブに定年退職者を招請することや、若者をクラブに定着させる方策として若い会員でクラブ支部を発足させることを提言。また、例えば韓国系、中国系など同じルーツを持つ人たちでクラブを作るなど、スペシャルティクラブ結成に力を入れてほしいと訴えた。またLCIFキャンペーン100については日本の貢献に感謝を述べると共に、会員全員の参加が重要だとして年に一人100ドルの寄付に協力を呼び掛けた。

講演の最後、チョイ国際会長が最近の日韓関係の悪化に触れて次のように述べると、会場から大きな拍手が起こった。
「現在、二つの国の政治的な関係は非常に悪化していますが、日本でも韓国でも大多数の国民は良い関係を結ぶことを願っています。私たちライオンズが両国が手を取り合って調和と平和の道を歩んでいく手本を示しましょう」

チョイ国際会長夫妻は公式訪問に先立ち、この日の午前中、山田實紘元国際会長、安澤莊一、川島正行、渡部雅文各国際理事を伴って中日新聞社名古屋本社と名古屋市役所を表敬訪問した。中日新聞社の大島宇一郎社長には世界の多様な奉仕のニーズに応えるための資金を集めるLCIFキャンペーン100について説明。日本の中でも特に愛知県(334-A地区)が多大な貢献を果たしていることを伝えた。名古屋市の河村たかし市長(名古屋ライオンズクラブ名誉会員)とは通訳を介さずに英語で名古屋の印象などを語り合い、二人で韓国の歌手パティ・キムの曲をハミングする一幕もあり、終始とても和やかな雰囲気の懇談となった。

2019.09更新(取材/河村智子)