投稿リポート 九州南部大雨水害
復興支援募金

九州南部大雨水害復興支援募金

東京葛飾東ライオンズクラブ(49人)は7月22日(月)、16~20時の短い時間ではあるが、JR新小岩駅頭で「九州南部大雨水害復興支援募金活動」を実施した。

6月末から7月中旬に掛けて断続的に降り続いた大雨で、宮崎県えびの市では降り始めからの雨量が1000ミリを超えるなど、鹿児島県、宮崎県を中心に九州各地で多くの被害をもたらした。各所で川の氾濫や土砂崩れが発生、交通機関は乱れ、農業を始め経済活動も大きな被害を被った。警戒レベル4に当たる避難指示・勧告が発令され数百万人が避難するも、激甚災害には指定されなかったことから支援の手が十分に届いていない状況である。不自由な被災生活を送ったり、非常に困窮されている方々が大勢いらっしゃることを鑑み、少しでも助けになればとの思いから募金活動を決行することにした。

当日は時折雨のパラつくあいにくの空模様。激甚災害の指定も無く、公的な募金窓口も開設されていないことから世間的な関心は低いのではないかと心配していたが、「被災地災害復興募金」の旗や看板を立て私たちが募金箱を持って呼び掛けると、多くの方が足を止めて募金してくださり、わずか4時間という短時間にもかかわらず、26万6520円もの浄財を集めることが出来た。ご協力くださった皆様には心からお礼を申し上げたい。

お預かりした浄財と当クラブからの寄付を合わせ、鹿児島県は県庁の財産活用対策室、宮崎県は公益財団法人宮崎県市町村振興協会へ贈呈する予定である。
 
2019.08更新(会長/吉川研司)