国際財団障害のある人が活躍出来るコミュニティーを

障害のある人が活躍出来るコミュニティーを

レオクラブは未来のリーダーを育成し、青少年に社会貢献の場を与えるプログラムである。レオたちはLCIFのパートナーであるスペシャルオリンピックス(SO)との活動を通じて、新しい風とインパクトをもたらしている。

ジンバブエのレオ会員タニアは、アフリカ南東部412地区会長として活動してきた。彼女は2015年にSOロサンゼルス国際大会で開催されたソーシャル・インパクト・サミットにおいて、そのリーダーに選出された。このサミットでは、障害の有無にかかわらず世界30カ国から120人もの若きリーダーが集結し、知的障害者の社会参加を促すためのアイデアを出し合った。

タニアは母国では、スポーツを通じてあらゆる人々が活躍出来るコミュニティー作りに力を注いでいる。SOで多くのアスリートが天性のリーダーシップを発揮し、地域社会との絆を築いていく様子を見続けてきた彼女は言う。

「障害があるということは、何も出来ないということではありません。例えば昨年から一緒に活動しているニャシャ・デレラ選手は、生まれながらのリーダーでスピーチの天才です。彼に出会って、これまで知的障害を持つ人々は、リーダーとして活躍出来る機会を与えられなかっただけだと実感しました。それから私たちは、彼らがコミュニティー活動に参加する機会を増やすことにフォーカスするようになりました」
タニアはアフリカの若きレオ・リーダーとして、SOで活躍したアスリートを出来るだけ多くレオ・プログラムに参加するよう勧誘した。
「ライオンズクラブとSOはすばらしいパートナーシップを築いています。この関係性をアフリカで実施されるさまざまなプログラムに取り入れて、浸透させていく。これが今後2年間の私の取り組むべき課題です」
今タニアはレオクラブ諮問パネルの一員として、リーダーシップを発揮している。

彼女のような若きリーダーは、ますます増えていくだろう。ライオンズクラブは、今年9月にアゼルバイジャンで開催されたSO世界ユース・リーダーシップ・フォーラムに5人のレオ(インドネシア、マラウイ、ジンバブエ、マレーシア、ブラジルから)と1人のライオンを派遣。彼らは、知的障害を持つ人々の社会参加を促進するプロジェクトについて話し合った。フォーラムを終え帰国した後には、彼らはコミュニティーのリーダーとして、大きな影響を与える存在となるに違いない。

2018.11更新 (文/ジェイミー・ケーニヒスフェルト)